ISOM’14に行ってきました<発表編>

M2の石井、長谷川、M1の矢部で
10月20日~10月23日の間台湾の新竹で行われた、
ISOM2014という国際学会に参加してきました。
全員がはじめての国際学会、うち1人ははじめての海外ということで
大変新鮮でした。

ロンドンに行った林田くんの慣習に習い、
論文の投稿から発表までの順序を以下に示します。
2014年(矢部の場合)
3月 国際学会の話を頂く
4月 実験を行う
4月下旬 論文の図を描きはじめる
5月 論文の和文・英文を書きはじめる、添削会社に添削を依頼
6月3日 論文投稿
7月11日 論文のアクセプト通知
9月中旬 ポスター発表用のポスターを書きはじめる
10月 ポスター用発表用の原稿を書きはじめる
10月19日 渡航
10月23日 発表

上記のような流れで行いました。
石井さん、長谷川さんは9月に論文投稿だったのでもっとタイトなスケジュールでした。

Bodynetsと同様に、ISOMも投稿すればアクセプトされるというものではありません。
査読期間に十分な検討が行われて、ようやく認められます。
そして、このような審査を通って、台湾で発表することが決まりました。

会場は台北から30分ほど離れた新竹ところの、Lakeshore Hotelの披露宴会場で行われました。
私たちは前日に新竹入りし、発表練習などをして過ごしました。

前日の発表練習をしている様子
当日は、発表が16:30からだったので、午前中は思い思いに過ごし
午後は準備などをして過ごしました。

ポスターの前でパチリ

当日の発表している様子

会場に来ている人は日本人をはじめとしたアジア人が多かったです。
発表は全部で90分だったのですが
質問者は40枚あるポスターの中から自分の研究内容を選んで聞いてくれます。
そのため、質問する側もされる側も真剣勝負です。私たちは相手が分かるまで英語で説明します。
あっという間の90分でした。

さて、最後に、発表した3人のそれぞれの感想を下記に記しますので読んでみてください。

初めての国際学会ということで、とても緊張しました。
あらかじめ用意していた質問への答えをいうこともなく、その場その場で答えることとなりました。
頭をフル回転させ、簡単な英語で答えることは難しくもあり刺激的でした。
また、観光では、時折、英語が通じない場面があり、学部生時代に習っていた
中国語の記憶を頼りにメニューの注文などを行いました。
この時も、とりあえずはしゃべってみようという気概を持っていました。
これらのことから、何事もチャレンジしてみる大切さを実感しました。
頭の中で考えて終わりではなく、実際に声に発してみる。
手振りなども交えて、今の自分ができる精一杯のことをやる。
この危機に臆することなく、チャレンジすることを、社会に出てからも活かしたいと思います。
(石井)

私にとって、研究者と研究者になりたい学生ばかりの環境はすごく刺激的でした。
世界のレベルを知るにはうってつけの場所でしたし、
研究者として生きるということには、必ず”研究する、論文を書く、発表する”という一連の流れが含まれているのだなと身を持って理解できました。
“何かになりたい”と思ったときは、まずその世界に飛び込んでみたほうがいいと、
私は後輩のみんなに伝えたいです。
(矢部)


集合写真

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です